中でも印象的だったのは、観光協会を訪問してインタビューしたことで自身の中で新たに何か変わったことがあるか、という会場からの問いかけに対し、うらプロチームのりあんさんが「浦添を知らないことを知りました。」と答えていたシーンです。
身近なはずの街や地域のことを実はあまり知らなかった。長くその地に住む大人でもよくある気付きです。
「未来の浦添」や「浦添を知ってもらう」「街をよりよくする」といった、ボンヤリとした大きな問いに答えを見出していくこのチャレンジでは、まずは身近な体験や経験、起こっている事象と紐付けて自分ごととして現状を知り、取り組むべき解決可能な課題を明らかにしていくプロセスが必要です。対象となる事柄について、自身にどのような知識・スキルがあるのかを知り、これから必要なことは何かを考える、そんな第一歩が踏み出されたことを感じる、そんな答えでした。