前回から引き続き、ピンポン玉運びロボの開発に取り組みました。メンターの津田さん、追加のピンポン玉のご提供ありがとうございました!

以前に制作したロボットに取り付ける装置を、さらに改良、あるいは新しく作り直していきます。今回は他の子たちのロボも展示されているので、それも参考に、それぞれのアイデアで工作していきます。

ロボ・ガレージ(笑)モノトーンでなんだかカッコいいです

テープを使わず、テコの原理でピンポン玉を落とす機構を開発する子や、他の子のアイデアを参考に、レバーがピンポン玉を入れるタワーに衝突すると、玉がこぼれる仕組みを作っていく子、ひたすらロボのフォルムにこだわる子、皆それぞれのペースで、それぞれのこだわりで、多様なロボを発明していました。子どもたちの発想って本当に面白いですね。

中にはロボに大好きなアニメにちなんだ名を与える子も。

「れんごく 炎のこきゅう」

あ、これは強いやつですね(笑)。

チャレンジ2回目となった今回は、多くの子がピンポン玉を箱まで運び、次々とミッションをクリアしていきました。

大量のピンポン玉が場内に飛び散る事件頻発も想定内。子どもたちはそうしたアクシデントも楽しみながら取り組んでいました。低学年の子の中には飽きてしまい、保護者作になる子もいましたけど(笑)。

このような取り組みは、一見、プログラミングを学ぶこととは離れた、工作や遊びに見えてしまうかもしれませんが、与えられたミッションや制約を捉え、論理的に課題解決策を考えて、自身の持つアイデアを引き出し整理していく、プログラミング教育が目的とする論理的な思考や、創造性、問題解決能力を育んでいく、学び方のひとつの形です。

きまった方法も教科書も無く、大人も答えをしらないテーマに対して、工作というアナログ的な世界とプログラミングというデジタルの技術を組み合わせて、自分なりの答えを創り上げていく。

プログラミングはあくまでも道具で、習得した道具の使い方や知識をどう自身の表現や身の回りの課題解決、ひいては社会の問題解決に活かしていくか、そうした能力が求められる時代になりました。

ぜひ楽しみながら、そうしたスキルを要する機会に触れてもらえたらと思います。

あ、前回の記事で触れた、メンター・津田さんの網でピンポン玉運ぶロボ、撮影忘れていました(笑)。
子どもたちの反応は微妙だったので、また次回皆で楽しみながら頑張りましょう!

運営をサポートしてくれたメンターや保護者の皆さまもありがとうございました!